業務実績

せんだいメディアテーク(2003年日本建築学会賞受賞) ポーラ美術館(基本計画)(2004年日本建築学会賞受賞)
金沢21世紀美術館(2006年日本建築学会賞受賞) 富弘美術館(2006年日本建築学会賞受賞)
ニコラス・G・ハイエックセンター(2009年日本建築学会賞受賞) 宇土市立網津小学校(2013年BCS賞受賞)
アーツ前橋(前橋市美術館)(第13回環境・設備デザイン賞  優秀賞) 上州富岡駅(2015年日本建築学会賞受賞)
国際情報科学芸術アカデミーマルチメディア工房(1998年日本建築学会賞受賞) 今治市伊東豊雄建築ミュージアム
ホテルウィンザー洞爺改修工事 ヴェロックス28
Tod's表参道 ヴァレオユニシア工場
岐阜VRテクノセンター 歌舞伎町プロジェクト 林原第5ビル
ぎふメディアコスモス  

代表作品

せんだいメディアテーク 2003年日本建築学会賞
【建築事務所】 伊東豊雄建築設計事務所
【用途】 複合施設
【竣工年】 2000
【場所】 宮城県仙台市
【延床面積】 21,682.15㎡
【設備】- 空調方式 インテリア系統:
単一ダクトによる低風量方式
(2F~4F図書館、5Fギャラリーは床吹出空調)
ペリメーター系統:
ファンコイルユニット
【設備】- 熱源 ガス焚吸収式冷温水機
空冷式スクリュー型ブラインチラー
【設備】- 給水 直結増圧給水方式
【設備】- 給湯 各階ミニキッチン・
洗面:電気式貯湯湯沸器
ユニットシャワー:電気式瞬間湯沸器
厨房:ガス瞬間湯沸器による局所給湯
【設備】- 排水 屋内分流
屋外合流方式
【写真】
金沢21世紀美術館 2006年日本建築学会賞
【建築事務所】 SANAA(妹島和世・西沢立衛)
【用途】 美術館
【竣工年】 2004
【場所】 石川県金沢市
【延床面積】 27,920㎡
【設備】- 空調方式 単一ダクト床吹出し方式
【設備】- 熱源 ガス冷温水発生機
ターボ冷凍機
冷水蓄熱槽
【設備】- 給水 受水槽+加圧給水方式
【設備】- 給湯 個別給湯方式
【設備】- 排水 自然流下(地上階)
ポンプアップ方式(地下階)
【写真】
富弘美術館 2006年日本建築学会賞
【建築事務所】 aat+ヨコミゾマコト
建築設計事務所
【用途】 美術館
【竣工年】 2004.9
【場所】 群馬県みどり市東町草木86
【延床面積】 2,463.50㎡
【設備】- 空調方式 空調機
(再熱ヒーター、加湿器別置)
による床吹出し空調
【設備】- 熱源 空気熱源ヒートポンプチラー
空気熱源
ヒートポンプパッケージ
【設備】- 給水 上水受水槽
既存中水槽(便所洗浄水用)
【設備】- 給湯 電気式個別給湯方式
【設備】- 排水 汚水雑排水合流方式
【写真】
ニコラス・G・ハイエックセンター 2009年日本建築学会賞
【建築事務所】 坂茂建築設計
【用途】 店舗,事務所
【竣工年】 2008
【場所】 東京都中央区
【延床面積】 4,086.39㎡
【設備】- 空調方式 床吹出空調方式
在来式天井吹出し空調方式
【設備】- 熱源 ガス冷温水発生機
【設備】- 給水 直結増圧給水方式
【設備】- 給湯 電気温水器による局所給湯方式
【設備】- 排水 屋内分流・屋外合流方式
【写真】
アーツ前橋 2015年BELCA賞ベストリフォーム部門表彰
【建築事務所】 水谷俊博建築設計事務所
【用途】 美術館
【竣工年】 2012.10
【場所】 群馬県前橋市千代田町5-1-16
【延床面積】 5,517.38㎡
【設備】- 空調方式 単一ダクト:露出綿布塗装ダクト吹き出し・一部壁吹出し空調
【設備】- 熱源 空気熱源ヒートポンプパッケージ
【設備】- 給水 低層階:直結給水方式
【設備】- 給湯 電気式個別給湯方式
【設備】- 排水 汚水雑排水分流方式
【写真】
みんなの森 ぎふメディアコスモス
【建築事務所】 伊東豊雄建築設計事務所
【用途】 図書館、市民活動交流センター、展示ギャラリー
【竣工年】 2015.02
【場所】 岐阜県岐阜市司町
【延床面積】 15,444.24㎡
【設備】- 空調方式 床冷暖房輻射パネルによる居住域空調方式
デシカント空調機による外気除湿方式
水熱源ヒートポンプビルマルチ空調方式
【設備】- 熱源 地下水利用排熱回収ヒートポンプチラーユニット
太陽光利用ガス冷温水発生器(冷却水は地下水利用)
【設備】- 給水 上水・雑用水加圧給水方式
【設備】- 給湯 個別電気貯湯式給湯方式
【設備】- 排水 汚水・雨水分流方式
【写真】

設計事例(特別仕様)

○アイボールノズル吹出し口(SME白金台オフィス、桜美林淵野辺キャンパス)

連続した少孔(ノズル)で構成されるアイボールノズル吹き出し口(スイス製)を日本国内で初めて使用しました。
吹出し口よりの吹出し気流角度が自由に変えられますし、嫌なドラフトと発生騒音はほとんどありません。
天井・壁面取り付けと露出ダクトへ取り付けました。パリデファンス地区の新凱旋門に露出取付例があります。

○カラー天井扇(M邸)

ブラジル製の可愛らしい2枚羽根の天井扇を住宅の高天井に使いました。
逆回転も可能で又3枚羽根もあります。
羽根がとても柔らかく、デザイナーは「翼よ、あれがパリの灯だ」のSprit of St. Louisのプロペラをヒントにしたそうです。

○床下吹込みチャンバ(仙台メディアテーク)

現場ではUFOの様だと言われた特殊チャンバを考案し、低床プレナムへの空調空気の吹き込みと同時に上階へのダクトを貫通させました。
400個近い部材で構成しました。(メーカーは三功工業所。)これで大空間のフロアにたった2か所の吹き込みだけで、心地よい床吹出空調空間が出来ました。

○ロープロファイル円形天井吹出し口(仙台メディアテーク)

天井懐が無く、普通のアネモは付けられませんでした。
首の短いまた気流特性が良い丸型天井吹出し口を取りつけました。
意匠的にもなかなか面白いと思っています。

○逆発想ペリメータシステム(仙台メディアテーク)

それまではガラス直近から吹出しをし、室内側でレタンを吸う方法でした。
ここでは逆に室内側で丸型床吹出口を連続配置して吹出し、ガラス下部で連続した吸込口でレタンを吸い込みました。
結果は、コールドドラフトのないほっこりした暖かさを確保出来ました。

○マルチ室内機利用床下空調方式(住宅での実施例多数)

一般の床冷暖房(温水式または電気式)のコストダウン、維持費カットバック、立ち上がりの迅速化、室内温度分布の適切化などを目指して、汎用エアコンを使った床冷暖房システムを考えました。
好評です。

○壁際吹出し式空調システム(金沢21世紀美術館など)

現代美術館の天井の高い展示空間のフレキシビリティーを確保するために、床吹き出し空調を使用し、壁面沿いの床のみに吹き出し開口を設けました。
数度のコンピュータを使ったシミュレーションを行い、快適な熱環境を達成できました。

○床吹出し床下気流拡散板(JST研究所など)

床吹き出し空調の吹き込み箇所を小さくする為に、床下気流拡散板を考案しました。
これによりダクトなしで空調機吹き出し口から空気を直接床下に噴出すことが出来ました。

○4方切替ダンパ(白寿清遊の家)

ダクトの分岐部に取り付けて、ワンタッチで空気の流れを切り替えます。
特別擁護老人ホームで、夏は冷風を壁上部から、冬は温風を壁下部から吹出すのに使いました。
非常に快適です。

○小型高速ノズル(K邸)

フランス製の小型ノズルを浴室脱衣室壁面に設けて、風呂上りに強めのドラフトを体に当てることを試みました。
大きさが可愛らしく、意匠的にも又得られる風速の大きさも十分な優れものです。到達距離が長いノズルとしての使い方もあります。

○格安消音装置(北海道ホテル)

ホテルロビーのいす下に空気取り入れ口を設けました。
此処で空調機ファンの伝達音による騒音問題が起きました。
風速が遅い事を利用して、配管断熱用グラスウール筒を束にして吸い込み口に取り付けました。騒音はピタリと止まりました。
結果、消音機メーカーの定価金額の100分の1の費用で済みました。

○大谷石利用暖冷房設備(某住宅)

大谷石にはトルマリン効果があるとされています。
この効果は未だ科学的に解明されていませんが、抗酸化作用、マイナスイオン発生、消臭効果、保温効果などといわれています。
これを構造的に使用してもらい蓄熱効果を狙いました。
冷暖房は床下方式としました。
蓄熱効果は予想通りで、熟睡効果まであるとうわさされています。
次回は大谷石のくず(ごみとして捨てられているもの)をRCスラブの上に撒いてこの効果を狙いたいと考えています。